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【事例:アルパイン株式会社様】自動車の未来を創り出すー「バーチャル駐在事務所」の現地サポートはイスラエル企業との信頼の架け橋

July 29, 2018

 

面倒な拠点開設は不要!さらに人的ネットワークの提供により、イノベーション創出に欠かせない「スピード」を担保

 

ご利用中のサービス:バーチャル駐在事務所

 

次世代のカーライフを創造する「モービルメディア・イノベーションカンパニー」を標榜するアルパイン様。創業以来、独創性に富んだ高品位なカーオーディオ製品を上質なコクピットを追求する世界中の自動車メーカーや市販マーケットへ提供し、高級カーオーディオのグローバル・ブランドを築いてきました。さらに、カーAV、カーナビ分野に進出し、車室内での音と映像による感動体験や快適なドライブのための多彩な製品・システムを送り出しています。

 

また、アルパイン様は妥協なき品質へのこだわりとともに、ファーストワン、つまり業界初・世界初となる製品開発を追求する姿勢をも重視しています。新たなビジネスの企画・研究を期待されるイノベーションラボでは、イスラエル企業との事業提携を進めるにあたり2018年5月よりJakoreの「バーチャル駐在事務所」サービスの利用を開始。その背景や利用し始めて感じられている手応えについて、イノベーションラボ室長 後藤康之氏にお話を伺いました。

 

―CASEで変わる自動車産業。車の未来を見据えたチャレンジが始まった

CASEという言葉をご存知でしょうか?今後の自動車に関するトレンドを示す言葉で、Connected(つながる車), Autonomous(自動運転), Shared & Services(シェアリング), Electric Vehicle(電気自動車)の4つの頭文字をとったものです。いま自動車産業はこのCASEの影響を受け大きく変わろうとしており、当社もそのただ中にいます。

 

メイン商材である車載機器は、自動車の中の一等地とも言える場所に置かれています。近年は自動車メーカーからも基幹部品の一つとして扱われる傾向にあり、単なるカーオーディオ、カーナビではなく、車における情報のインターフェースとして何ができるかを考え提案していく力が求められるようになりました。ただしどんな提案をするにせよ、すべてを自社開発することはできません。自社の強みを活かしながらも、いかに多くの企業、スタートアップと連携し補完していくかが重要になっています。

 

 

 

そこで昨年設立されたのがイノベーションラボです。デザイン、ビジネスの先行企画、サービス開発の担当者で構成されています。私も入社以来20年間、一貫して商品企画に携わってきた人間として、やはり思い入れの強い製品はあります。途中でドイツへ駐在したこともありますが、顧客の声を聴きながらブランドを築いてきた一員としての自負もあります。そんな中で既存の製品、枠組みにとらわれない新しい価値の創出にチャレンジすることになり、やりがいを感じる毎日です。

 

 

―現地へ赴いて大きく変わったイスラエルの印象

そもそもイスラエルに興味を持ったきっかけはシリコンバレーです。当社は2012年にシリコンバレーに拠点を置き、スタートアップとの提携やファンド事業を行なってきました。私もそこのボードメンバーとして現地でスタートアップの人々と関わっていたのですが、シリコンバレーや世界の車メーカーは比較的早い段階からイスラエルに着目していたのです。イスラエルの技術力を表す代表格、サイバーセキュリティの技術はCASEの“Connected”においてとても重要になるからです。車載機器を製造してきた当社としては、センシング技術についても新しい発見がないか気になっているところです。

 

私がイスラエルを初めて訪れたのは今年の3月のことです。正直なところ、「おっかない国」という先入観を持っていましたが、実際に訪れてガラリと印象が変わりました。とても安全で、リゾートのような場所だったのです。全体的に日本人へのあたりは柔らかく、スタートアップの人々はエネルギッシュでルールに縛られない柔軟さも持ち合わせています。とにかく、そのやる気みなぎる雰囲気に圧倒されました。

 

ー イスラエルとの事業提携における課題とは

 最大の課題はスピードでした。アルパインには高品質への強いこだわりがあります。それは当社の強みでありブランドの力そのものですが、そのぶん開発期間が長いという点は否めません。しかし、自動車業界に押し寄せる変化の波は、車載業界の常識ではなくITの世界のスピードです。イノベーションラボとしては、いかにスピーディーに事を進められるかが鍵だったのです。

 

イスラエル企業との提携を進めるにあたり、自社で一つずつ目星をつけてコンタクトを取り、議論を進めることができないわけではありません。ただその場合、必ずこちらから動かなくてはいけませんし、ネットで簡単に探せる情報では遅いので、現地でのリサーチ活動も必須です。

 

シリコンバレーでは、親会社であるアルプス電気の持っているオフィスや人脈に力を借りながら、現地でアメリカ人を採用して早々にR&D活動を進めることができました。しかし、イスラエルはゼロからのスタートです。オフィスの設立や採用となると、非常に時間と労力のかかる一大事でしょう。

 

さらにシリコンバレーなどとは違い、イスラエルには軍事が絡んだ独特のエコシステムが存在しています。日本人が短期間にネットワークを広げ、信頼を得ながらコンタクトを取っていくというのは現実的ではないと感じていました。

 

そんなとき知ったJakoreの「バーチャル駐在事務所」は、我々のニーズにぴったりのサービスでした。スピードが必要なこの環境下で会社設立の準備は不要。時間もコストも抑えられます。しかも、現地に根付いたネットワークで垂直立ち上げの支援をしてもらえるというのは非常に魅力的です。すぐに依頼することを決めました。

 

―Jakoreの「バーチャル駐在事務所」を利用してみて

事務所代表のヨニー氏のサポートを心強く感じています。イスラエルのスタートアップ企業とのつながりが深く、本当に顔の広い方ですね。爽やかな人柄で日本人のように話しやすいですし、両国のビジネスの可能性にかける情熱がプレゼンなどからも強く伝わってきます。

 

イスラエルの起業家は、トリッキーな人が少ないという印象です。私も複数の国でビジネスをしてきて、なかなか本音が見えない人やモラルへの意識が日本人と乖離している人、打ち解けるのに時間のかかる硬派な人、といろいろなタイプと付き合ってきました。そのなかでイスラエルの起業家は、裏表がなく約束事に信頼が持てる人が多いように感じています。

ヨニー氏には私たちの工場にも足を運んでいただきました。事業内容だけでなく、私たちの社風や価値観についても理解した上で丁寧にアレンジしてもらえることに安心感があります。

 

―キーワードはシームレス。未来の車と社会に提供できる価値を見据えていく

 冒頭でもお話したとおり、自動車業界はいま大転換期を迎えています。業界全体で戦略的なポジションの変更や新たな製品開発に舵をきる中、私たちも未来の車、そして社会に提供できる根幹の価値を自問しています。

 

車が所有前提のモノから移動手段に変わり、さらに自動運転が実現することで、新たな時間と空間が生まれるでしょう。その世界ではどんな車に乗っても同じ空間であるべきです。たとえばナビの設定一つとっても、予定が完全に自動で乗っている車へ登録される仕掛けがあれば、面倒な手作業が減ります。あくまで一例にすぎませんが、このように車を社会全体とつながる空間と捉え、そこでの接続性や使い勝手をいかにシームレスにできるかが当社の社会貢献と直結するのではないかと考えています。

 

イスラエルでの新たな企業や技術との出会いは、その大事な一歩となります。Jakoreさんのサービスをもとに提携先の探索を行い、これからも研究開発・先行開発を加速していきます。

※文中の部署名・役職などは取材時のものです。

 

「バーチャル駐在事務所」の詳細はこちら

 

会社名:アルパイン株式会社

設立:1967年

所在地:〒145-0067 東京都大田区雪谷大塚町1-7

〒970-1192 福島県いわき市好間工業団地20-1

事業領域:車載音響機器事業/車載情報通信機器事業

ウェブサイト:https://www.alpine.com/j/

 

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