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【IVC分析レポート】イスラエル ハイテク企業の2018年第2四半期のディール件数は170件、調達資金は16.1億ドル (後編)

分野・業界別の資金調達

イスラエルのハイテク産業では近年ライフサイエンス企業の存在感が増している。2018年第2四半期はライフサイエンス関連のディールが39件行われ、調達額は2.67億ドルとなった。ライフサイエンス企業による調達額は以前や前年同期に比べてわずかに減少した。ソフトウェア企業は652件のディールで5.84億ドルを調達し、2018年第2四半期全体の36%を占めている。

業種別では人工知能 (AI) 企業が45件のディールで4.26億ドルを調達するなど業界を先導、サイバーセキュリティ関連は30件のディールで3.94億ドルを調達し、依然高水準を保っている。2018年第2四半期にシリーズBのサイバーセキュリティ関連のディール件数はピークを迎え、調達資金はサイバー関連企業全体の62%を占めた。この結果、サイバー関連業界はシリーズBの資金調達の顕著な増加に貢献した。IoT (2.14億ドル) とフィンテック (1.5億ドル) は第1四半期には多額の資金を調達したものの、今四半期は大幅に落ち込んだ。

表2:ディール規模別のイスラエル ハイテク企業の資金調達 (2012年第1四半期 - 2018年第2四半期)

ハイテク企業による米国の資本調達 - 2018年上半期

米国の数字も同様にインパクトのあるもので、世界的に見てもスタートアップ企業による資金調達が可能なことを示している。2018年上半期に米国の3,912社のハイテク企業が調達した資金は総額575億ドルに達し、ドットコムバブル以来最高を記録した。第2四半期はディール件数こそさほど変わらないものの、調達額が大きく増加した。

MoneyTreeの2018年第2四半期グローバルレポートによると、欧州のディール件数は659件、調達額は57億ドルで13%の増加となった。(参照元2)

資料ダウンロード

資金調達だけでなく、「2018年上半期 ハイテク関連イグジット報告書」が以下よりダウンロードが可能。興味のある方はぜひご覧ください。

資料ダウンロードはこちら:https://www.jakore.com/materialdl


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