【IVCレポート】2020/Q3 イスラエルハイテクスタートアップへの投資動向最新情報
毎年1,000社を超えるスタートアップが生まれるイスラエルは、現在世界中の投資家から注目を浴びている。注目が高まるイスラエルのスタートアップ投資動向に関して、IVCから2020年第3四半期の最新情報が発表された。サマリーは以下になる。
【資金調達の総額は回復基調を見せるも、シードラウンドは低迷】
新型コロナウイルス第2波の襲来により、世界経済の回復には時間を必要とするが、第3四半期の資金調達は好調を維持している。2020年上半期からは順調な資金調達により151件の件数で27億4000万ドルを獲得した。
一方、シードラウンドの資金調達では昨年までの水準と比較して大幅な減少が見られた。
【ハイライト】
シードラウンドにおける投資額の中央値は2018年~2019年に見られた水準から2020年第1四半期~第3四半期にかけて約80%減少していて、より投資家がアーリーステージ企業のようなリスクの高い資産から遠ざかっていることを示している。
直近の四半期ではPIPE投資の件数が全体の14%~38%を占めている(※PIPE/PIPEs: 大手投資ファンドでの上場株投資)。
過去3年間、大規模な投資ラウンドは大きなアップサイドの可能性を示していて、5億ドルを超える資金調達件数が、投資家の大胆な資金調達動向を表している。
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