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【IVCレポート】イスラエルハイテクスタートアップへの投資動向最新情報(2019年第2四半期)


毎年1,000社を超えるスタートアップが生まれるイスラエルは、現在世界中の投資家から注目を浴びている。2019年第2四半期には、調達額が1億ドルを超える「超大型ラウンド」が2件あり、資金調達の総額が過去6年における最高値を記録した。

注目が高まるイスラエルのスタートアップ投資動向に関して、IVCから2019年第2四半期の最新情報が発表された。サマリーは以下になる。

  • イスラエルのテクノロジー業界は、投資家による継続的な資金流入により6年間連続して増加傾向をみせている。特に2019年上半期には254件のディールで38億7000万ドルに達しており、この数字はすでに2018年の総投資額の60%以上を超えている。

  • また2019年の第2四半期においては、総額232億ドルにおよぶ125件の金融ディール(うちElbit Systems社による1億8600万ドル、Cellebrite Mobile社による1億6000万ドルのディールを含む)と、10件(各5000万ドル以上)のディールがあり、これら12件のディールを合計すると当期の総資産の54%を占めることになる。

  • これらの超大型ラウンドは、VC主導型のディール(投資家の少なくとも1社がVCであるもの)に著しい影響を及ぼし、第2四半期に総額18.81億ドルに達した。そのうち、62%以上がグロースステージの企業への投資となった。

  • しかし、殆どのスタートアップがこういった多額の投資を受けられたわけではない。2019年上半期におけるシードステージの企業への投資案件は53件にとどまり、年間ぺースとしては2018年のディール件数よりも20%少ない。事実、過去5年間の傾向と比較してもAラウンドのディールのみが増加しているのが現状である。

 

詳細の資料「IVC-ZAG 2019年第2四半期 ハイテク関連イグジット報告書」は以下よりダウンロードが可能。興味のある方はぜひ確認をしてみてほしい。

無料の資料ダウンロードはこちら:https://www.jakore.com/materialdl


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