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ブログ開設1周年。これからもイスラエルスタートアップの本当の姿を伝えていく


今週まで1年間、ほぼ毎週ブログを書いてきた。

イスラエルのスタートアップについて、表面的ではなく本当の姿を伝えることにこだわって続けて来たつもりである。実際にスタートアップに身を置いて3年間経営に携わり、さらにその後1年間は様々な会社とともに実務を経験した自分の見聞した実態こそがイスラエル企業に関心のある日本企業に有用な情報だと信じているからだ。

ブログの中では買収時から3年間身を寄せたViber(バイバー)で体験した事例などを用いて、イスラエルスタートアップの内情やイスラエル人の性質、接し方についてほとんど包み隠さず展開している。それでも、さすがに言えない事を含めるとまだ全体の10%程度しか話していないと思えるほどに、実態はもっと奥が深く複雑である。

ただ一つ言えるのは、やはり海外事業においてコミュニケーションは大切だということだ。

実務を通してガチンコで向き合ったからこそ、今でもバイバー創業メンバー達とは家族とも言える仲である。

以前書いたとおり、Viber(バイバー)は私の良き友人でもあるRakuten VenturesのSaemin Ahn(サエミン・アン)がアプリに惚れ込み、CEOのTalmon(タルモン)に直接連絡して始まった案件であった。私はその後のデューデリジェンスを含む買収から関わり、PMIからリストラクチャリング、そして創業メンバー達が連続起業家の精神を発揮しJUNO(ジュノ)という次の会社へ向かう手伝いまでしたのだ。その中に身を置き、主体的にすべてを進めたという思い入れの深い事業であり、出会いであった。

それを横目で見ながら応援して相談相手になってくれていたのが、今の相方のYony Golan(ヨニー・ゴラン)だ。なので、イスラエルの実態に沿ったビジネス展開について私の考えをよく知っている。こうして一緒事業を進めていくことになったのは必然的だとも言える。

もちろん今でもヨニーとはガチンコで議論をしながら、多くのスタートアップの問題解決や実務サポートを行っている。そんな我々Jakore(ジャコーレ)はイスラエル企業の実情を深く理解していると自負している。

イスラエルのスタートアップについて深く知らない日本人は、彼らと事業を進める上でビジネスルールや文化の違いに戸惑い、困ることも多いはずです。そんなときにはぜひ、私たちのサービスをうまく活用していただきたいと思います。間に入り、両者のビジネスを進めイノベーションの創出に貢献できれば、私たちにとってこんなに嬉しいことはありません。

不定期にはなりますが、このブログはこれからも続けていきたいと考えています。引き続きお付き合いをよろしくお願いします。


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