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ジェトロと提携、日本企業とイスラエル企業の協業を加速させる

2018年6月20日、5月より開始しているジェトロとの提携を発表した。

我々ジャコーレのイスラエルオフィス(イスラエル現地法人JAKORE VENTURES IL LTD)がジェトロ・テルアビブ事務所に代わり、現地ブリーフィングや.個別面談(メンタリング)を行う。

写真は6月17日(日)、サイバーウィーク2018で開催されたJapan - Israel Seminar会場の様子。ジェトロの冒頭挨拶でイスラエルにおける「グローバル・アクセラレーション・ハブ事業」のパートナーとしてジャコーレの紹介をしていただいた。

この「グローバル・アクセラレーション・ハブ事業」は2018年6月現在、インド・ベンガルール、フィンランド・ヘルシンキ、ドイツ・ベルリン、フランス・パリ、英国・ロンドン、米国・シリコンバレ、米国・ボストン、中国・深セン、中国・上海、イスラエル・テルアビブ、UAE・ドバイ、シンガポールの12箇所で展開されている。

各都市それぞれ特徴があり、たとえばインド・ベンガルールは、

・2017年のベンチャー投資額(第3四半期まで)は、13.5Bilドルで、日本の約7倍の規模。ユニコーンも10社以上生み出し、アジアでは中国に次ぐ数。

・グローバルIT大手の開発拠点やソフトウェア分野を中心としたスタートアップ企業が集積。もはや、ITオフショア拠点ではない。

と紹介されている。このベンガルールは日本だけでなく海外の企業も注目している都市だ。

このイスラエル・テルアビブのパートナーとして数ある有力な候補の中からジャコーレが選定された。

なおテルアビブの特徴は以下のように紹介されている。

・軍の研究機関・大学から技術の民間移転、政府による資金調達支援、さらに懲兵制のもとで選抜された 優秀な人材を最先端研究に取り組ませる体制により、技術レベルの高い人材による起業が促されるビジネス・エコシステムとなっている。

・人口は883万人、過去30年間で倍増。ハイテク分野には約27万人の人材プール(全就労人口の 8.3%)。今後10年間でハイテク分野の人材を倍増させる野心的な政府目標がある。

・IVC Research Centerによると、スタートアップの数は2012~2017年の6年間で3,330社の純増 (開業数マイナス廃業数)。

ジャコーレのバーチャル駐在事務所の取引先は、イスラエルスタートアップとイノベーションを共創したい大手企業が中心だ。しかし、この「グローバル・アクセラレーション・ハブ事業」の対象は中堅・中小・スタートアップ企業としている。

日本とイスラエルとは距離があり直行便もないため、まだまだ情報に偏りがある。中小企業にとって、いきなり有料のサービスを活用するのはハードルが高く躊躇することだろう。そのような企業はぜひ、ジェトロに相談してもらいたい。今回の提携により、今後の展開についての適切なアドバイスをジャコーレのイスラエルオフィスから提供することが可能だ。

(お問い合わせはこちらからどうぞ)

ジャコーレとしては今回の提携を通じて、日本にとってイスラエルがより一層身近な存在になるよう貢献していきたいと考えている。日本とイスラエルの強みは対照的で補完関係にある。身近な存在になることで、日本とイスラエルの強みを融合し、これまでにないより大きなイノベーションが生まれると信じている。


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