■背景

日本企業と海外スタートアップとのオープンイノベーションは活発化しており、調査や視察、投資、技術供与などが著しく増加しています。特に第二のシリコンバレーと言われるイスラエルのスタートアップへの問い合わせは急増しており、Perl Cohen法律事務所への日本企業からの相談件数も増加しています。

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一方で、優れた技術だけではイノベーションは発生せず、市場環境に合わせ販売チャネルや組織編成など企業間で戦略全体を統合することがイノベーション創出のための鍵となります。その際には法務が非常に大きな課題となり、過去に手がけたイスラエル企業の日本進出時には、通信事業法、個人情報保護法、データ管理、特許と商標を含む知的財産法、人事労働法、消費税法、資金決済法、と一社だけにも関わらず、様々な法的事項が発生しました。今回の就任により、イスラエルと日本、その他海外での法務経験を活かし、イノベーション発生における法的事項を緩和させ、国際ビジネスの促進に貢献することを目指しています。

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■Pearl Cohen法律事務所

所在地：Azrieli Sarona Tower, 121 Menachem Begin Rd.,Tel-Aviv, 6701203, Israel

知的財産ではイスラエルでナンバーワン。ハイテク分野においてもトップを走る法律事務所。イスラエルの法律事務所には珍しく、米国や欧州にも事務所を置いている成長著しいグローバルファーム。日本を含めたアジアでの経験は浅く、今回の平戸慎太郎の就任を機にアジア地域へも支援の幅を広げていくことを視野にいれている。

URL：https://www.pearlcohen.com/

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■Pearl Cohen法律事務所 Senior Partner, Doron Latzer(ドロン ラッツァー)氏のコメント

日本は我々にとってとても魅力的な市場だ。問い合わせ数の増加や政府の取組みなど、日本企業のイスラエルへの興味が増加していることは日々感じている。しかし、文化も大きく異なるため、どのように強化していくかを決めることは大きな課題だった。国際経験豊富なMr.Hiratoの就任により、日本への架け橋ができたことは非常に大きい。これから、日本含めアジアへの進出を強化していく。