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イスラエル人との仕事で知っておくべき食文化

February 13, 2018

*写真はオフィスで行われたピザパーティー、ピザはコシェルのビザ。

 

グローバルに仕事を行うにあたり、食文化への理解は欠かせません。ウェルカムディナーやディナーを交えての打ち合わせなど、ビジネスシーンで相手と食事を共にする機会も多く、互いのバックグランドや文化を理解し信頼関係を築くためにはとても重要だからです。

 

世界のさまざまな民族や宗教によって食べるものや食べ方に違いがあるように、イスラエルにも独特の食文化があります。今回はそんなイスラエルの食文化について紹介したいと思います。

 

ユダヤ教独自の食文化「コシェル」

イスラエルではユダヤ教の定めた「コシェル」という独自の食文化が根付いています。食べて良い食品、また屠殺や調理の方法にも規定が存在しているのです。

 

たとえば、食べて良い動物は、草食動物で、割れたひづめと反芻することが条件です。海や湖に住む生き物の中では、ひれと鱗のある物は食べて良いが、エビ、カキ、タコなどは食べてはいけません。そして、鳥については猛禽類や死肉を食べる鳥は食べることが出来ないとされています。

 

また「コシェル」を満たす屠殺や調理の仕方もあります。屠殺者はもっとも苦痛の少ない方法で処理しなくてはならず、肉と乳製品とは分けて食べるように規定されているのです。

 

イスラエルは移民率が20%近くと世界でも有数のグローバル化した場所なので、皆がすべての食事規定を守っているわけではないものの、コシェルを守るユダヤ教徒は少なくありません。

 

敬虔なユダヤ教徒が外国に旅行するときには、食べ物に苦労することが多いようです。日本のようなユダヤ人が少ない国では、宿泊先のホテルで食べられる物は非常に限られる場合があるのです。

 

今後イスラエルの企業と取引を行う際には、このようなイスラエルの食文化を踏まえ、近辺のコシェルのお店をチェックしておくと良いかもしれません。

 

シャバットディナー・シャバットパーティー(shabbat Dinner/Party)

 

もう一つ、知っておきたいイスラエルの食文化といえば、シャバットディナー(shabbat Dinner)です。

 

*写真はテルアビブで行われたシャバットディナー。(参加費は100シェケルほど)

 

シャバット(shabbat)とは、毎週金曜日の午後から土曜日の日没にかけて定められたユダヤ教の安息日です。シャバットの期間中は基本的に労働は禁止されているため、交通機関や飲食店も含めてすべてのお店が閉まり利用することが出来ません。(日系企業は要注意。金曜日は電話会議などは避けることをお薦めします)

 

このシャバットの夜に各家庭やさまざまなところで開かれるのがシャバットディナー(shabbat dinner)です。

 

始まりや終わりにユダヤ教の歌を歌ったり、ラビと呼ばれるユダヤ教の聖職者の話などがありますが、ディナーの間は自由な時間で、好きなテーブルに座り席を移りながらたくさんの人との交流を楽しみます。

 

私も先日ユダヤ教徒が頭につける「キッパ」を付けて参加しました。もっとも驚いたのは参加した全員が仲間意識や一体感を持っていることです。そこにいる全ての人が一つの家族のような親しみやすさを持っていて、初めて参加した、ましてはユダヤ教徒でもない私を快く迎えてくれたのです。おかげで、さまざまな人と交流を深め、心から楽しむことができました。

 

 

今回紹介した「コシェル」や「シャバットパーティー」などイスラエル特有の食文化が作り出す一体感や仲間意識は、ビジネス上でも非常に重要です。イスラエルのスタートアップエコシステムの特徴ともいうべき「 Everyone knows everyone 」や信頼をベースにした取引や仕事の進め方は、この仲間意識が礎になっているからです。現地を訪れた際には、ぜひ意識してイスラエル人とともに食事を楽しんでほしいと思います。

 

*追記

おまけとして、海外を転々とするビジネスマンにとって重要な現地の日本食事情を少し。

幸いイスラエルでは日本食が人気で、特にテルアビブ市内では店もたくさんあります。寿司やラーメン、居酒屋をモチーフにした店などがあり、若干味に違いはあるものの、日本食がほしいときにそう困ることはないのでご安心を。

 

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